鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代半ばのオヤジがお気に入りを書いています

お気に入りその1416~みをつくし②


今回のお気に入りは、みをつくし②です。

今回は「みをつくし料理帖」第2巻「花散らしの雨」です。

内容紹介を引用します。
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元飯田町に新しく暖簾を掲げた「つる家」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。
早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。
だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる家」よりも先に供されているという。
はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。
度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまい―――。
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内容紹介にあるように「店の中に隠密がいる」ことを知った時、あなたならどうしますか?
そう突きつけられた気がしました。
その後の澪の優しい対応は素晴らしかったです。
親のない辛さを知り尽くした澪だから?
いえ「つる家」の人々は誰もが温かい心を持っています。
皆が事情を察して少女を責めません。
この気遣い、優しさ。
たまりませんね。
人情に厚い、という古い言葉を、私はこれまで使ったことなど無かったと思いますが、まさにそれ。
情けは人の為ならず。
彼女たちの情けは、必ずや彼女たちを救うことでしょう。

物語はどんどん進みます。
一件落着しては、また難題が降りかかります。
まさに澪の「雲外蒼天」の相そのもの。

最後には暗雲を突き抜け、天に届くことを願い、読み続けたいと思います。